お金で成功したいなら、成功者に学べ！人生が変わるお金の大事な話

著者の泉正人さんがこの本で１番伝えたいのは「成功したいなら、成功者に学べ」という事だと感じました。この本で表現される「成功」は「お金の増やす能力を身につける」ということだと考えています。

人を育てるのは人しかいない。知識もノウハウも実際に培った人に学ぶのが確実で一番早い。自分の「最高の名医」と言える成功者に出会い「自分の欠けている事」と「自分は無知だという事」を知るのが、成功するために必要なこと。

著者のビジネスや投資の話を通じて、お金を作り出す「考え方」や「発想」が書かれています。

この本のいいところは、読者と著者が同じ目線に立っているところです。「カネなし」「コネなし」「学歴なし」の著者がどのようにして、お金を増やす能力を身につけて行ったのか。著者にとっての成功者である星さんから、学んで成長していく過程が描かれています。

お金を作り出すためには、チャンスを掴む

結局お金を作り出すには、チャンスを確実に掴むことだと感じました。努力をしていれば、自分を成功に導いてくれる人や、お金を生み出す投資先などに出会うチャンスは必ず巡ってきます。その時にチャンスを掴む準備ができてないと、お金を作り出すことはできません。

機会損失が１番のリスク。チャンスを掴むための準備をしよう。チャンスを掴むには、学びと経験の積み重ねから培われた「判断力」が必要。

判断力を身につけるためには「学ぶ」ことが重要になります。

無知は高くつくから、知識はお金を払ってでも得た方がいい。自己投資ほど安く済む投資はないから。自分に投資することによって、お金と時間以上の大きなリターンを得ることができる。
「学ぶ」は「真似る」に始まる。真似たことを、自分の知恵で応用できれば成功する。「知恵」は知識を経験することで磨かれる。

日本ではお金の教育はされません。なので自分で知識を身につけていかなければなりません。もし、お金を増やす能力を身につける事が成功とするのであれば、お金と時間をかけしっかりと教育を受けて「学ぶ」ことが成功の第一歩になると感じました。

最後に自分が特に「学び」になった、星さんの言葉を４つ紹介します。

「お金を生むのが資産で、生まないのが負債」

「自分の才能は挑戦して発見するもの。挑戦して失敗しても行動自体に価値がある。何もしないのが一番愚か」

「モチベーションがない人は成功しない。動機は見失ってはいけない」

「偶然なんてない。全ての事は因縁・因果の必然関係の上で成立している。人との出会いも同じ。縁は自分の努力で作るもの」

何度かファイナンシャルアカデミーでお世話になりましたが、改めてこの本から自分が学んだことを書かせていただきました。